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「食品安全の日」#WorldFoodSafetyDay

世界保健機関(WHO)は、「#WorldFoodSafetyDay」を用いて「世界食品安全の日」を呼びかけている。世界食品安全の日は、毎年6月7日に開催される。2018年12月20日、国連が「持続可能な開発目標」 (SDGs) の達成を目指して制定したもの。

 2022年は「安全な食品、より良い健康(Safer food, better health)」を掲げて、世界に向けて注意喚起を行う。安全で栄養価の高い食品が人間の健康と福祉を確保する上で欠かせないこと、また食品の安全を確実にするために必要な行動について啓発する。

 例えば、食中毒は毎年世界中で10人に1人が罹患する病気である。食中毒の背景には、安全な食品にアクセスできない、また栄養失調状態にあるなど「貧困と飢餓」の問題が隠れている。

 WHOは「食品を育て、加工し、輸送し、保管し、販売し、購入し、準備し、提供するかどうかにかかわらず、食品の安全性は私たちすべての手に委ねられている。共に働くならば、皆、より良い健康のために、より安全な食品を得ることの手助けとなる。全員に果たすべき役割がある」と人々の参加意義を強調。政府自治体、企業、民間、消費者に向けて以下の呼びかけを行った。

政策立案者へ
1. 消費者が安全で健康的な食品を入手できるよう、食料援助、学校給食、その他の公営食料品店など、すべての公的食料調達を設計すること
2. 国の食品安全システムを強化するための政策措置と法的枠組み支援
3. 地方、国、地域、世界レベルでの多様な協力関係の奨励、従事

食品事業の関係者へ
1. 従業員、サプライヤー、その他の利害関係者との合意の上で、食品安全文化を成長、発展させること
2. 国際的な食品基準に準拠、法令順守

教育関係者、一般企業へ
1. 安全な食品の取り扱いの促進と啓発
2. 世帯における意識の共有:例)家族と話す、家族で食品安全活動に参加する等
3. 食品安全に関する教育支援

消費者へ
1. 家庭で安全な食品の取り扱いを実践すること。
2. WHO安全な食品のための5つの鍵を思い出す:①清潔に保つ、②生と調理を分ける、③調理・加熱を徹底する、④食品を安全な温度に保つ、⑤安全な水と原材料を使用する。
3. 常に最新情報を入手し、食品の安全性を促進する。食品の安全性について学び、ハッシュタグ#WorldFoodSafetyDayキャンペーンに参加する。

tookapicによるPixabayからの画像

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