私たちの知らないところで起きている飢餓問題の現状を知ろう。
2020年07月13日
COVID-19パンデミック、アジア・太平洋地域の零細農家・数億人に壊滅的打撃
特にアジアにおいて、現在、約3.5億人が「貧困と飢餓」に直面している。今回のパンデミックは、過去数十年にわたる「貧困と飢餓」対策におけるさまざまな努力を無に帰するレベルの衝撃をもたらす可能性がある。
パンデミック以前より、零細農家の脆弱性は指摘され、支援が続けられてきた。しかし、その効果は景気の悪化、流通の混乱によって相殺される可能性もある。
FAOアジア・太平洋連絡官アラン・ダウ氏は「家族経営の農家、漁師、畜産業者らを支援するこの企画は、過去に類のないほど、今まさに必要とされています」「広大な地域で最も脆弱な人々の食料安全保障と生活を守ることは絶対的な優先事項です。また、このパンデミックの継続的影響下においては、「行動への呼びかけ」は大きく明確でなければなりません」と述べている。
@FAOAsiapasific