私たちの知らないところで起きている飢餓問題の現状を知ろう。
2019年05月07日
国連食糧農業機関(FAO)シルバ事務局長は2019年4月8日、イタリア・ローマで理事会を招集。FAOは今後2年間、あらゆる形態の栄養失調と闘い、農業革新の推進に重点を置いて活動すると述べた。「飢餓への取り組みだけに集中することはできない。持続可能な開発目標の第二が示すように、あらゆる形態の栄養失調の根絶を求めてられている。全世界における肥満レベルも着実に増加している」と飢餓対策の総合的アプローチの必要性を強調した。
FAOは2012年以来、20を超える新規パートナーを得て、今日2億ドル超の寄付金によって各国との協働関係にある。同時にFAOによる国連機関との共同プログラム、各国との省庁間レベルでのプラットフォーム設置と関与も、2012年以来ほぼ倍加している。
©FAO/Alessandra Benedetti