2012年には6.8％の経済成長率を達成していますが、貧困削減のペースが遅く、所得格差も依然として大きい状況です。農業生産は米、とうもろこし等の国内向けの作物と、さとうきび、ココナッツ、バナナ等の輸出用作物に大別され、前者は小規模経営、後者はスペインと米国の植民地期に形成された大農園が主体です。米は、人口増加による消費量の増加や水田の転用などにより輸入しています。

パートナー団体：FHフィリピン
支援活動：コミュニティの開発とチャイルドサポーター事業によって、地域社会が子どもの成長を支えることが出来るように支援しています。

パートナー団体：ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン(Hands of Love Philippines Foundation Inc.)
支援活動：コミュニティ開発支援
ビジョン・オブ・コミュニティ(VOC)のモデルコミュニティ(コミュニティのリーダートレーニングとコミュニティによる子どもの教育支援、財務管理などの支援)

派遣スタッフ：酒井保　ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン代表　
1993年より人材育成、緊急支援活動要員として活動。2008年よりフィリピンに
派遣されミンドロ島で持続可能な地域開発支援プログラムを担当
酒井慶子　2008年4月よりフィリピン・ミンドロ島で総合的な村落開発に従事、主にスタッフトレーニング、識字教室を担当。