チャリティコンサートや講演会、国際協力イベント、世界食料デー大会などのご案内です。
2025年02月21日
蓄音器とコーヒーで、身近で楽しいチャリティを
増田喜治さん
「ウクライナでの戦争が終わり、いよいよ復興が始まる時には真っ先に子どもたちのため、破壊された学校の再建を支援したい」と語るハンガーゼロ・アンバサダーの増田喜治さん。趣味で集めた蓄音器とレコードを用い、参加者が蓄音器のネジを巻き、80〜120年前のSPレコードの溝に針を落として、ウッドベースで即興演奏のチャリティコンサートを、昨年12月に名古屋、静岡で3回開催されました。なごやかに音楽とトークが続く会場では、大学教授時代の教え子たちが集まって、ハンドドリップの美味しいコーヒーを提供し、チャリティコンサートに花を添えていました。
「みんなそれぞれ自分が好きなことや得意なことを持ち寄って、チャリティをもっと身近で楽しめるものにしたい」。そう語る増田アンバサダーは、これまでにもコンサートや終活を兼ねたバザーなどで300万円以上の募金を集めて下さいました。これらの募金はハンガーゼロを通しウクライナ避難民、特に子どもたちへの支援と学校再建のために用いられます。
アートで支援する「GOEN+GOEN 2024
ナカムラミオさん
ウクライナ侵攻が始まった2022年、55歳になったナカムラミオさんが同年代のアーティストたちに呼び掛けて始まった、アートチャリティプロジェクト「GOEN+GOEN」。第3回が名古屋のハートフィールド・ギャラリーで昨年12月に開催され、国内外36名のアーティストによる作品が一堂に並んで、多くの来会者で賑わいました。
「初めはロシアのウクライナ侵攻によって苦しむ人々のために始まったGOEN+GOEN、戦況は何も変わっていないはずなのに、今となってはイスラエルと中東諸国のせめぎ合いの影に隠れて見える。それは報道の都合だけではない。それだけ紛争の広がりが大きくなったために他ならず、世界の終わりが非現実とは言えない状況になりつつある。
だから今年もアートを通して紛争地で苦しむ人たちの一助になるために「GOEN + GOEN 2024」を開催。作家一人一人が気持ちを込めた作品を観て、世界と繋がっていることを感じて下されば有難い。些細なことかもしれないが、集まればひとつの大きな力になると我々は信じて疑わない。」(事務局代表 ナカムラミオさん)
今回展示された約130点の作品は一律5,500円で即売され、売上全額の68万円を寄付頂きました。
(注)両イベントは2024年12月に開催されたものです。力強い応援を感謝いたします。
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