緊急要請に応えるための「災害支援部」 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

緊急要請に応えるための「災害支援部」

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自然災害や戦争・内戦による飢餓の増加

 世界的な気候変動による干ばつや洪水、また戦争や内戦など「人が生み出す飢餓」が、これまで以上に発生しています。そして難民や避難民など飢餓に苦しむ人々をさらに増加させていることは、忘れてはならない現実です。

 「世界の飢餓・貧困をゼロに」という目標を掲げ、国内外での支援活動と国内での啓発活動を行なうハンガーゼロにとって、災害や紛争への緊急の対応がこれまで以上に大きな課題となっています。

阪神淡路大震災から30年、関東大震災から102年

 日本国内に目を向けると、1995年1月に起きた阪神淡路大震災から30年、2011年3月の東日本大震災から14年、また2024年元旦に起きた能登半島地震から一年を迎えた2025年1月、政府の地震調査委員会は南海トラフ(東海から西日本にかけての太平洋側の広い範囲)で想定されるマグニチュード8〜9の巨大地震が今後30年以内に発生する確率を、「70〜80%」から「80%程度」に引き上げました。また関東大震災から100年を越えた今、「首都直下型地震」も30年以内に発生する確率が70%(2022年政府発表)と言われており、十分警戒しなければなりません。このように日本国内での災害への備えと対応も、これまで以上に差し迫った課題と言えます。

緊急対応班から災害支援部へ

 ハンガーゼロでは、これまで災害発生時に随時にスタッフを招集し、緊急的に対応してきた災害への取組み(例:2022年から続くウクライナ避難民支援、2023年のトルコ地震、2024年の能登半島地震など)を、今後は「災害支援部」として常時継続的に対応していきます。これにより国内外で災害が発生した場合、これまで以上に緊急に支援活動が開始できることに加え、事前に災害に備える啓発活動(例:災害支援セミナーの開催など)を十分に行なうことができます。そのため災害発生時に随時、緊急に呼び掛けさせて頂く指定募金に加え、平時から災害に備えるための「災害支援募金」のあり方について、現在検討しているところです。

 今後ますます重要度が増す災害支援について、災害支援部より情報発信してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

災害支援部代表 近藤高史

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