森 祐理親善大使が3回目の能登地震被災者慰問(追記あり) | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

森 祐理親善大使が3回目の能登地震被災者慰問(追記あり)

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 森 祐理ハンガーゼロ親善大使の慰問コンサートは9月27日から30日の4日間、被災地の珠洲市、輪島市門前町、穴水町の6つの仮設団地で開催されました。いずれのコンサート会場も仮設団地内にある談話室や集会所で行わました。(一部は屋外スペース)

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豪雨被害の復旧工事、おふれた水が収穫前の田んぼに流れ込み、稲の被害が拡大しています

 直前の豪雨被害で慰問活動の延期も検討されましたが、受け入れ側(地元のキリスト教会の支援グループ)から「それぞれの会場は大きな豪雨被害は出ていませんので、ぜひ被災者の励ましのために来てください」との声をいただき、予定どおり活動を行うことにしました。
 この支援活動にあたっては、前回の5月に続いて森親善大使を応援する茨木ロータリークラブの皆さんが現地に合流して、たこ焼きや今川焼き、飲み物、調味料類、お菓子セット、洗剤類などを会場で提供していただきました。
 また、被災地のキリスト教会の支援活動を応援している全国友の会の支部から手作りクッキーも提供いただきました。石巻から継続的に多岐にわたる支援を続けている趙牧師、能登ヘルプの永井牧師(羽咋市)は、慰問先の調整や配布物資の準備などをしてくださいました。門前町の午前と午後のコンサートでは、地元の門前聖書教会のトラス牧師夫妻が今回も運営を助けてくださいました。
 ハンガーゼロはパンの缶詰の配布を行い、派遣した3名のスタッフが運営のお手伝いをしました。

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27日(金)珠洲市の三崎町第一団地(仮設住宅)でのコンサートに来会された二人の女性(75歳と76歳)の声

「涙いっぱいで言葉になりません。森さんの歌もお話も素晴らしかったですよ。私たちにわかる歌、懐かしい聴き慣れた歌ですからね。私たちの家は全壊でした。再建なかなか先が見えませんね。主人は健在ですけど、収入はバイト程度なのでね。とにかく壊してもらう(公費解体)までは何にもできないと思っていたのですが、いざ壊してもらったらこれからどうしたら良いものかと思うんです。みんなから「(家)建てるんか建てるんか」と言われのですが、私ら先がないんですよ、次の世代がいなくって。でも生きとるし・・」

「たまに孫とか帰ってくるので、泊めるところも欲しいし、私ら夫婦二人なので仮設は一部屋(5畳半程)です。だからやってきた子どもらと9人でご飯食べました。でも寝るところないからビニールハウスの小屋に寝てもらいました。子どもらはもう来なくていいと思っているのによく来るのですよ(笑)。来たら(長女の主人が)草刈りとか何でもしてくれるので本当にありがたいです。仮設に住めるのは一応2年といっていますけど、果たしてどうなんですかね」

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9月29日(日)は、穴水町で最大の仮設団地(180棟、入居者300名以上)で茨木ロータリークラブさんから「今川焼き」と「たこ焼き」が振る舞われ、早くから列がならぶほど好評でした。また被災者から要望があった調味料や洗剤、飲料も配布しました。ハンガーゼロからは「パンの缶詰」を提供しました。

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5月に続き2度目の支援活動に取り組まれた茨木ロータリークラブ 西條壽一(さいじょうとしかず)会長の声

「森祐理さんは茨木ロータリークラブの名誉会員として年に2回ほど例会でお話(卓話)をお願いしています。その時に森祐理さんが国内外での様々な機会の活動報告をしてくださいます。森祐理さんとは東日本大震災の時に何度も支援活動に携わりました。1月に能登半島地震が起きたあとメンバーから現地に行って何か応援できないかとの声が上がり、森祐理さんに連絡して5月に門前町での慰問コンサートで炊き出しの応援をさせていただきました。今回2度目の応援となりますが、30歳以下の若い会員も加えて14名(クラブ員のほぼ半数)で来ることができました。今回は関西らしい「今川焼き」「たこ焼き」の炊き出しともに、現地からの要望に応えて調味料と飲料、洗剤類などの配布させていただきました。この7月の新年度から会長になったのでいろいろとすることはあるのですが、今後もできる限り能登の皆さんのために応援を続けていきたいと考えています」写真(森祐理さんの右隣に西條会長)

元陸上競技場跡に設置された穴水町最大の仮設団地の「由比ヶ浜団地」

ここには180戸の住宅が立ち並び350名を超える方々が避難生活を続けています。ここにはNPO団体レスキューストックヤード(名古屋市)が2月から常駐し、入居者の生活支援(見守りや各種相談、イベント開催)にあたっています。また近隣の自宅避難者に対しても水や食料、日用品の提供や配布活動も行っています。29日と30日の慰問コンサートは同NPOの協力で実現できました。今後、ハンガーゼロも協力していくことを検討しています。

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「地震で沢山の大切なもの奪われてしました。・・・しかし、あなたには命があります。だからその命を大切にしてください。生かされたあなたにしかできないことが絶対にあるのです。あなたでなければ出会うことのできない人、苦しみを経験したあなただからできることが必ずあるのです」(森祐理さんの言葉から)

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9月27日 輪島市三井町第2仮設団地では夕食前のひととき、サプライズでコンサートが開催され、皆さんに大変に喜ばれました。

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輪島市門前町でもようやく建物の公費解体が進んできました

皆様のご支援を通して、被災者支援が継続されています。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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