ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2024年08月22日
昨今はガザや北朝鮮のニュースでも「飢餓」という言葉が頻繁に出てくるようになりました。一方でハンガーゼロが支援を続けているニジェールを含む西アフリカで起きている継続的な紛争や課題は日本ではあまりニュースにもなりません。
ニジェール西部に位置し、ベナン、ブルキナファソ、マリと国境を接するティラベリ州は、度重なるテロ攻撃を受け2017年から緊急事態宣言が出されていますが、先日の攻撃により355以上の家族が家を追われ、家財を無くして国内避難民となっています。首都のニアメから約85㎞のところにあるトロディという村では、食料、水、医薬品、避難所など生きていくために不可欠なものさえ手に入らない大変深刻な状態です。助けが1日遅れるごとに子ども、女性、高齢者を含む何千という人々の命が危険に晒されていきます。この人道危機を回避するため、以下の緊急援助活動を予定しています。
避難している方々のための避難所の設営
飲料水と食料の配給
緊急の医療活動
感染症予防のための保健衛生キット
1家族につき、25kgの米1袋、調理油5リットル、豆10杯、石鹸10個を含む食料・飲料水支援を予定しています。この量は1ヵ月分に当たり約US$70が必要です。355家族を対象に、1ヵ月分約US$25,000となります。支援期間は3〜6ヵ月を予定しています。
12月2日~1月末の期間、クリスマス募金となります。
今回支援する(クリスマス募金)毎月1000円から任意の金額で始めて頂けます。
継続的に支援する