新スタッフの 「田村はんな」です | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

新スタッフの 「田村はんな」です

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 本年4月からハンガーゼロに入職致しました、田村はんな(東京事務所に配属)と申します。大学での4年間の学びを終え、この働きに加えられたことを感謝いたします。入職して約3ヵ月が経ち、能登での支援活動、学生へのワークショップ、チャリティーコンサート参加など、さまざまな経験をさせていただきました。支援者の方や地域の人々と関わる中で、心を込めて支援活動をされていることを知りました。

一人一人に寄り添いつつ、支援活動を担っていきたい

 私の学生時代のことですが、うつになった友人がいました。話を聞いて役に立つアドバイスをしてあげたいけれどそのような知識もなく、ただ一緒に時間を過ごすことしかできませんでした。しかし、ある日その友人に「ただ一緒にいてくれる、それだけで嬉しい」と言われたことがありました。困っている友人を目の前に、私は何もできていない、無力だと思っていましたが、そこにいるというだけで意味があったのだと気づかされました。

 この経験から、自分がそうであったように自分には何もできない、と思っていても、この世界に生きている一人一人、国籍や民族、貧しさや地位によらず、そこにいることで尊い存在なのだと、思い知らされました。

田村はんな学生ワークショップ.jpg田村門前.jpg 私たちも「自分には何もできない」「この世界で生きている意味がない」という思いを持つことがあります。しかし、このような気持ちを最も強く感じているのは、飢餓や貧困で苦しんでいる人々ではないでしょうか。このような人々の苦しみ、明日食べる物さえもなく、誰からも助けられないと感じ、世界から見捨てられたような存在の人々のことを思う時、その一人一人に寄り添い、具体的な支援という形を通して、多くの人と共にハンガーゼロの働きを担うことができればと心から願っています。

喜びや悲しみを分かち合う世界を目指して

田村インスタ投稿.jpg ハンガーゼロは、飢餓や貧困を解決するために、国内外での緊急援助や自立支援活動などを行っています。しかし、生まれた時から何年も慢性的な飢餓で苦しむ家族や、子どもたちの苦しみの声が世界のあちこちにあるのに、なかなか手を差し伸べられない現実があることをこの3か月で学んできました。

 多くの人々が世界に目を向け、苦しんでいる人々に寄り添い、食べ物だけでなく喜びや悲しみを分かち合う世界を目指して、ハンガーゼロでの働きに精一杯取り組んでいきたいと思います。

田村はんな(ハンガーゼロ東京事務所)

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