2024年04月17日

森祐理親善大使　トルコ地震被災地訪問 〜イスケンデルン・サマンダーにて〜

報告：申スタッフ

1年ぶりに訪問したハタイ県イスケンデルンは急速に復興が進み、賑わいを取り戻していました。
しかし、同ハタイ県のサマンダーとアンタキアは一年前とほぼ同じ状態です。

4月16日、イスケンデルン市内にあるiskenderun incil kilisesi churchを訪問しました。
同教会の牧師先生は、昨年の地震により弟さんご夫妻を亡くされたため、同じように震災で弟さんを亡くされた森祐理さんとの交わりによって、互いに慰めになりました。
現在この教会は、地震で心が傷ついた方々のための、心のケアの働きをしています。

午後からはサマンダーに移動し、韓国救世軍の支援により建てられたサマンダーㆍコミュニティーセンターを訪問しました。
この建物には幼稚園と婦人職業訓練院があり、子どもたち約80名と、ご婦人方約40名が一生懸命勉強していました。
この場所で森祐理さんの音楽会と、折り紙、うちわ、紙ふうせんなどの日本文化紹介を行い、とても喜ばれました。

その後、ハンガーゼロの支援によって建設中の幼稚園を訪問。
近くには地域の大きな文化センターがあり、地方の市役所が無償で用意してくださった非常に良い場所でした。
日本の皆さんからの大切な募金によって、こんなにも立派な幼稚園が建てられているのを目にして、私たちは驚きました。
教室は6つあり、トイレと台所なども工事しています。
この新しい幼稚園がサマンダーの希望になることを祈っています。

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