ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2024年03月05日
ハンガーゼロは3月4日から中村めぐみスタッフ(東京事務所)を能登半島に派遣、能登ヘルプに加わって被災者支援活動を行います。
【中村スタッフ報告④】
3月8日(金)、オペレーション・ブレッシング・ジャパン(OBJ)さんに同行し、七尾市の2箇所の高齢者福祉施設へ物資を届けに行きました。
1件目は能登島にあるグループホームで、OBJさんからの介護用ベッドと介護用品を届けるお手伝いをしました。
入居者の方々は金沢などに1.5次避難されたものの、やはり島に戻って来たいということで、徐々にこの施設に戻って来られているということです。
2件目は、七尾市の本州側のほうにあるグループホームです。
この地域ではまだ断水が続いており、生活用水は能登島にある系列ホームから毎回1tのタンクに水を入れて運び込んで仕入れているようです。
飲料水や介護用品、職員の方のための物資などを組み合わせてお届けすると、「わぁー助かる」と喜んでおられました。
職員の方々ご自身も被災されている中、介護の現場で水が十分に使えないというのは、どんなにか不便でストレスの溜まりやすい状況だろう...と考えさせられました。
1週間、様々な団体の方々と共に能登の支援に加わらせて頂き、協力し合って災害支援にあたることの大切さを痛感しました。
続けて能登の被災者の方々のために、祈りながら働きを続けていきます。
3月7日(木)午前中、支援物資の買い出しとして、店舗をまわってスリッパ、清掃用品などを買い揃えました。後日別のチームが能登町に届ける予定です。
午後はオペレーション・ブレッシング・ジャパンさん、NPOいのちのパンのリン先生と一緒に、金沢市に二次避難されている方々のために、金沢社協への物資の運び込みを行いました。
その後、能登ヘルプ代表 金沢独立キリスト教会(金沢市内)の岡田先生を訪ねました。
ちょうど教会の学童の礼拝が始まる時間だったため、岡田先生から礼拝メッセージを急遽ご依頼いただき、その場で5分ほどのハンガーゼロの活動から子どもたちにお話をさせて頂きました。 貴重な機会を頂き、大変感謝でした。
3月6日(水)、能登ヘルプに加わって、七尾市のお宅の家財の片付けと搬出を行いました。
地震のために家具は軒並み倒れ、物が散乱し、一部の部屋は雨漏りしており、片付けのために人手が必要な状態でした。 家具を分解したり、処分するものを分別したりして、搬出しました。
依頼主さんはとてもお優しい方で、ボランティアに温かい思いで接してくださいました。
作業を終えて帰る前にレトルトカレーやスープなどの救援物資をお渡しすると、「助かります」と喜んでおられました。
その後は、能登ヘルプの七尾倉庫に行き、物資の積み下ろしと、社協で配布するための必要物資の積み込みを行いました。
【中村スタッフ報告①】
3月5日(火)午前中、能登ヘルプの一員として羽咋市にて家屋の片付けを行いました。
3年前まで美容院を営んでいたお宅で、地震の影響で床が大きく傾き、あちこちに亀裂が入り、倒壊の危険性があるということで赤紙が貼られていました。
大きな家具の搬出は男性の方々に担当していただき、私は小さい家財を分別しながらゴミ袋や段ボールに入れる作業を行いました。
片付けの中で、何十年分の写真やお仕事道具などが次々と出てきて、ここに生活もお仕事もあったことを思うと、非常に心が痛みました。依頼主の方は能登ヘルプの働きぶりにとても喜んでおられ「感謝しかないです。」「1人ではどうにもできなかったので本当に助かります」と何度も仰っていました。
午後は七尾にある能登ヘルプの支援物資倉庫に行き、倉庫内の整理や、追加で必要な物品の洗い出しなどを行いました。
現場で活動されているオペレーションブレッシングジャパンさんや、協力教会の先生方と作業をするで、季節の変わり目で刻一刻と変わるニーズにきめ細やかに応えていく必要があることを痛感しました。
協力団体のLOVE EASTは引き続き志賀町でのブロック撤去を実施(瀧浦ボランティアを派遣中)
【3月6日】
ハンガーゼロの清家理事長が協力企業の八尾トーヨー住器(住宅用建材・設備販売など)の金子社長と能登被災地を訪ね、住宅建物の再建で同社としての被災者支援策を検討していただきます。
【3月11日以降の予定】
ハンガーゼロの森祐理親善大使が11・12日に被災者を励ますため門前町、七尾市、羽咋市の避難所、施設などを訪問されます。
ハンガーゼロもスタッフ3名とボランティア1名を派遣します。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
12月2日~1月末の期間、クリスマス募金となります。
今回支援する(クリスマス募金)毎月1000円から任意の金額で始めて頂けます。
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