【ウクライナ緊急支援】避難民の自信回復のために一緒に活動することも | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

【ウクライナ緊急支援】避難民の自信回復のために一緒に活動することも

ハンガーゼロ・ウクライナ緊急支援チーム 王楠穎(おう・なんえい)さんが活動報告

 ウクライナでハンガーゼロの緊急支援活動を続けている台湾国籍の王楠穎さんが再来日し、世界食料デーや支援者集会などで報告を行いました。ロシアとの戦争が長期化する中、王さんは地元のキリスト教会などと協力しながら、各地に避難している人々に精力的に支援を続けています。困窮家庭への食料(パンの缶詰も含む)や生活用品、発電機などの物資の配布、子どもたちの夏期キャンプに参加して運営支援、各地に点在する臨時の医療施設への医薬品類の提供など活動は多岐に渡っています。

王さんウクライナ.jpg

 ハンガーゼロの支援を受けて、現在3つの地域の人々を対象に支援活動を行っています。ウクライナがロシアに侵略された影響で東側に残る人々への支援と、リビィウで東から避難して来た人々への支援と、日本やチェコ、ポーランド、台湾へ避難した人々への支援です。

 ウクライナの東側の人々のためには、食べ物や日用品などの物資を緊急配布したり、現地の臨時病院に医療用品を送ったり(写真:医者はいません、看護師だけです、後ろの建物は元農業大学)、ボロボロの学校でキッズキャンプをしたりしています。

 リヴィウに避難して来た人々のために、地元の教会とともに支援物資を調達したり、現地の孤児院に食料を提供したりしています。5つの孤児院と協力して活動しています。リヴィウの大型避難所でも、毎日、室外又は室内で子ども支援_活動を行っています。又3つの避難所の避難民たちとともに、教会の掃除や修繕、修理や整理、整頓などさまざまな活動をすることによって、避難してきた人々が自信を回復できるように、サポートしています。そして、活動後に生活支援のために食料や手当を支給しています。

ウクライナ医療支援.jpg

冬の備えや退役軍人の心のケアも課題

 まだまだ様々な課題があります。間もなく真冬になるので、カイロや燃料や木材やコートなど、防寒対策が必要です。また西側の避難民向けの洗濯機や冷蔵庫などの日常設備を確保することや教育支援を進めていくための教科書や勉強を教える先生や場所も必要です。

 前線にいた元軍人たちの体の回復と心の慰め、また彼らの家族の支援、臨時病院に高齢者や子ども向けの医療用品と最低限の関連設備、一緒に活動するボランティアの長距離移動のために、現地で借りている古い車のメンテナンスも必要になっています。

 ウクライナの人々のためにこれからもお祈りと支援をお願いいたします。ありがとうございます。


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募金は、①郵便振替 ②ホームページからのクレジットカード決済利用の2種類
①郵便振替 00170-9-68590 一般財団法人日本国際飢餓対策機構 「ウクライナ緊急支援」と明記
②ホームページ 募金画面からクレジットカード、コンビニ決済がご利用できます。

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