ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2023年01月10日
2022年にハンガーゼロの親善大使に就任されたゴスペル歌手の白鞘慧海(しらさや えみ)さんに、支援参加のきっかけや世界食料デーテーマ曲作成についてお話を伺いました。
Q. ハンガーゼロへの支援参加は
2017年に東京での世界食料デーにGOSPELコンサートで協力したのが最初です。ハンガーゼロのスタッフから「東京でいま食料デー大会がないのでぜひ!」と声をかけられ、学生時代に国際協力に興味があった自分を思い出し「ぜひ、やらせて下さい」とお返事をしました。2015年に社会支援団体 Everlasting LOVE Project(えばらぶ)を立ち上げ、病院や施設の慰問などの活動を始めており、世界食料デーも毎年開催するようになりました。過去5回は東京開催でしたが、今年は、夫(谷口卓嗣牧師)と共に牧会させて頂いている、大阪堺市の上野芝キリスト教会を会場にハイブリット方式(対面とオンライン)で開催致しました。
Q. GOSPEL形式での開催の良いところは
GOSPELって通常のコンサートに比べて出演参加される人数が多いので、たくさんの方が集まりやすいんですね。私のゴスペルクラスの生徒さんや音大の学生なども、みんな喜んで出演参加してくれています。GOSPELは、普段キリスト教会とは無縁な方でも関心を持ちやすいようで、いろいろな方が足を運んでくださいます。歌を通して神様の愛を伝えていきたい私にとっても何より嬉しいことです。それからGOSPELで愛を歌う人たちってハートが柔らかい、優しい心の人が多いので、世界で貧困や様々な困難の中にいる人たちのために自分も何かしたいと思ってくださるんですね。
Q. 世界食料デーテーマ曲に込められた思いは
「ぼくらの世界」は、スタッフの田村先生(牧師)から「親善大使として最初の仕事です!」と言われた時、実は既に食料デーのためにと思ってサビだけ作っていた曲があったので、早速それをベースに曲全体を組み立てました。『ぼくらはこの世界に愛し合うために生まれてきたんだ、国も言葉も超えて』『ぼくらの描く世界は、あたたかい愛に満ち溢れてるんだ繋ごう心と心...』に愛し合うことや心の温もりを歌詞に込めました。
また1番の最初『遥かな空の上から見下ろせば、ぼくらは一つの星の上』は、神様が空から地球の人々を見た情景、そこで一人一人が差し伸べる手は小さく見えるかもしれないけれど、『そこから未来が変わる』という希望があること。そして心に愛の泉をもつ人たちが(困難の中にある)誰かを思いやるときに、この世界を変えていく、それが今回の世界食料デーのテーマ「Small ActionEver yday!」(小さなことから一歩ずつ)の願いとの思いで曲をまとめました。公開されてすぐに「この曲歌わせて」という反響もあり嬉しく思っています。
2022年食料デーテーマ曲はこちらからお聞きできます▼
Q. 親善大使となって取り組みたいことは
やはりハンガーゼロの活動地に実際足を運んでみて、人々と触れ合ってもっと知るということ。そして音楽を通して少しでも力になれたらいいなと思います。もちろん世界食料デーにも取り組みます。また2023年は新しいCDも出したいので、完成後のコンサートツアーの機会でも何らかの形で協力させて頂き、お役に立てればと思っています。
白鞘慧海(しらさや えみ)...
ゴスペルシンガー&ソングライター、上野芝キリスト教会協力牧師、昭和音楽大学講師。
Everlasting LOVEProject ( えばらぶ) 代表。早稲田大学在学中より、シンガー&ソングライターとして活動を始め、1995 年 ビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。NHK『みんなのうた』やCM、TV などで楽曲オンエア。2002年 東京でクリスチャンとなる。所属教会にて、副牧師として仕えた後、2014 年、ゴスペルシンガーとして音楽活動を開始。音楽を通して、神様の愛と希望、癒やしや励ましを人々に伝えていくことをビジョンとし、各地でコンサート活動を始める。2016 年から、昭和音楽大学で教鞭を執り、次世代の音楽教育にも携わる。2017 年CD「BLOSSOM」発売。2018 年、夫の谷口卓嗣師と「Emi & Takuji Music Ministry」スタート。現在、チャペルコンサート、ゴスペルコンサート、病院や少年院、福祉施設訪問などを行い、各地に賛美を届けている。毎年、世界食料デーに合わせて「WorldFood Day+Gospel」を開催している。www.emishira.com
12月2日~1月末の期間、クリスマス募金となります。
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