月井サムエル/2回目の緊急支援活動を終えて | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

月井サムエル/2回目の緊急支援活動を終えて

【ウクライナ難民支援報告22/月井サムエル・ボランティア】(最終回)

6月24日〜6月30日

国内避難民の支援

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 UKRAINE というウクライナの団体と協力して活動する中で、ウクライナ国内の避難民に大きな支援の必要があることがわかったので、ウクライナ国内で比較的安全だとされる地域にアパートを借りて、主に避難家族が入居できるように、支援体制を作りました。
 ハンガーゼロが比較的に安全な地域でアパートを借りて管理して、SAVE UKRAINEがそのアパートに東部からの避難家族を送り、地域の教会が入居した家族の助けをするという支援体制です。今回はイバノフランコフスクという街に2軒のアパートを借りました。今後リヴィウという街にもアパートを借りる計画です。

後日、ポーランドに戻って大量の物資を積み込み、イバノフランコフスクの教会を訪れて、物資をお渡ししました。牧師先生と一緒にアパートを確認して、大変喜んでいただくことができました。このイバノフランコフスクの教会は始まって4年ほどの若い教会ですが、毎週数十人の避難者が東から西に逃れるための中継地点となって働いているそうです。


 私が訪問した時も10代の男兄弟3人が宿泊していました。この兄弟は、東部のロシアに占領された街におり、脱出しようと試みたのですが、検問所でロシア兵に止められて危険な状態だったそうです。しかし、兄弟で一緒にお祈りしていると検問所の兵士が他のロシア兵と交代になり、通って良いと言われて脱出することができたのだそうです。


次のステップ

 ここまでで私は自分の働きに区切りをつけることにしたので、今後は新たなハンガーゼロの仲間、王さんに働きをバトンタッチして帰国します。王さんはウクライナの街リヴィウの教会を拠点として使わせていただけることになり、国内外への避難民の支援をハンガーゼロのボランティアスタッフとして、フルタイムで働いていただきます。王さんへの応援をよろしくお願いします。
 私は王さんに国境まで送っていただき、徒歩でポーランドに入り電車でワルシャワに戻りました。
 ワルシャワで最後に日本への渡航希望者(7月13日来日)と面談して飛行機に乗り、6月30日に帰国しました。
 皆さんからの応援、お祈りに感謝します。
ほとんど一人で動いていましたが、背後にたくさんの方々の思いや支援があることをいつも感じて、100人力の気持ちと態度でいることができました。
 その後の報告。ハンガーゼロの借りたアパートはすでに2つの家族が使用しており、王さんは家を無くした家族を安全な場所に避難させるためにウクライナを走り回っています。私は王さんたちを通して日本への避難を希望するウクライナ人の対応を日本から行なっていきます。日本国内でご協力いただける方はぜひハンガーゼロにお声掛けください。


【お知らせ】
❶サムエルさんが活動報告(大阪)
月井サムエルさんは、7月24日(日)グレース宣教会(大阪府八尾市)で午後2時から開催される「Pray for Ukraine ウクライナ支援チャリティイベント」(主催:中高生会)で、ハンガーゼロの活動報告をされる予定です。
当日は音楽ゲストとしてプロのハーモニカ演奏家 竹内海人さんが出演されます。
詳しくはこちらまでアクセスください。

❷森祐理親善大使がポーランドの活動地を訪問します
ハンガーゼロの田村、安達に同行して、8月14日から1週間の予定。マネージャーの岡氏も行かれます。

 
【ウクライナ緊急支援】にご協力ください
募金は、
①郵便振替 ②ホームページからのクレジットカード決済利用の2種類

①郵便振替 00170-9-68590 一般財団法人日本国際飢餓対策機構 「ウクライナ緊急支援」と明記
②ホームページ 募金画面からクレジットカード、コンビニ決済がご利用できます。
 こちらから

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