HOLPFI(ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン)台風ライ被災者支援プログラム | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

HOLPFI(ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン)台風ライ被災者支援プログラム

フィリピン被災直後 のコピー.jpg

支援によって補修された家4.jpg

台風ライ(フィリピン名:オデット)被災者支援にご協力をありがとうございました。124万円のご支援をいただきました。2021年12月16日にフィリピン中部を襲ったこの台風は、最終的には210万世帯に半壊、もしくは全壊の被害を与え、2 万1 千人以上の人々が住む場所を奪われました。
 農林業の被害も甚大で、2014年の台風の被害から再び大きな被害を受けることになりました。
 台風が去った直後から情報収集に努めましたが、大規模な停電が継続していたために時間がかかり、私たちが全体の概要を把握できたのは年末になってからでした。
 被災地が広範囲に亘っていて、私たちのように小さな団体が出来る役割は限られています。もっとも大きな被災をし、その時点で外部からの支援が十分でないとの情報を現地で活動していたHOLPFI 理事ベー氏から受け取ったことで、パラワン島ロハス市のプロクゼニア村を支援する事になりました。

現在も復興の努力は継続しています

12月末の時点で現地ではわずかな食料支給以外に政府から復興に関しての支援はありませんでした。対象地域でもっとも必要とされていたのが家屋の補修でした。ほとんどの家が屋根を失っており、ブルーシートを張って夜露をしのぐということも出来ない状態でしたので、全半壊の家屋復興に合計40軒に屋根材の支援を決定しました。2月7 日、コロナの隔離政策が続く中、エバスタッフが現地を訪問し状況を確認して復興資材を手渡すことが出来ました。地域の人々の主な収入源だったココナッツも大きな被害を受けていました。

エバと理事 のコピー.jpg

 5月末の時点でのコミュニティの様子ですが、復興の具合は、元々の被災の大きさによって家庭ごとに違いはありますが、日本の皆様からの支援を足がかりに復興の努力を続けておられます。
 支援概要: 3M 波板、傘釘、チェーンソー用燃料

2年ぶりに戻って環境を整えています

酒井夫妻2022.jpg

私たち(酒井保&慶子)は4月13日にフィリピンに戻ることが出来ました。まだ完全には隔離政策が解除されてはいませんが、マニラはほぼコロナ前に戻っています。2 年間放置していた家(マニラ/ カラパン)の片付けを手始めに、ビザの再取得の手続きの開始や業務環境作りを進めています。生活面では、乗り物のルートが変更になっていたりなじみの店が閉店していたりと、日本では判らなかった様々な変化に戸惑いもありますが、今は日本人が運営するSNSグループサイトもあり、そこからも情報を得ならが適応を進めています。

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