ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2022年05月02日
【ウクライナ難民緊急支援報告 11】
ハンガーゼロのウクライナ難民支援活動に先月参加して帰国されていた月井サムエルさんが、5月6日から再びポーランドに入りボランティアとして活動していただくことになりました。今回の滞在は2ヶ月程度になる予定です。月井ボランティアは、ハンガーゼロの支援者である本郷台キリスト教会(横浜市)のスタッフです。ポーランドでは、ハンガーゼロが国際飢餓対策機構や現地支援団体と行っている避難所の運営や物資倉庫のGEMを通じてのウクライナへの緊急支援物資の配布活動などをサポートしていただきます。また、ウクライナ国境近くのポーランド・メディア近郊で開設を予定している50〜100人規模の孤児院のサポートにも関わっていただきます。開設する孤児院は、「孤児たちとポーランドに一時避難したい」との現地からの要請に応えるものです。期間は3〜6カ月として、状況によりさらに延長されることもあります。
また日本のユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM=キリスト教の団体)に所属する4、5名が5月9日にポーランドに入ります。月井ボランティアは彼らとも親交があることから、ハンガーゼロの活動に協力していただく予定になっています。
16日から安達燎平スタッフをポーランドに派遣
ハンガーゼロは5月16日から安達燎平スタッフをポーランドに派遣します。現地では月井ボランティアやソン・ソルナム親善大使らと難民の支援活動にあたります。なお4月に緊急支援チームとしてポーランドに派遣した近藤、申、ジェロム、その後の浅野スタッフらはすでに帰国、国内でのウクライナ支援集会(コンサートや各種報告会)などで現地での活動報告などを行っています。
パンの缶詰と医療用品を送付しました
協力企業のパン・アキモトの「パンの缶詰」2400食分、中京医薬品の「包帯、絆創膏、傷口消毒液」(900〜1000セット)がポーランドに到着、物資倉庫のGEM経由で主にウクライナ国内への支援物資として届けられます。
【5/2追記】NHKニュースで紹介されました!
パンの缶詰の支援について、「NHK関東・甲信越地区 5月2日(月)午後18時からの首都圏ネットワーク」のニュース枠で紹介されました。放送では近藤スタッフのインタビューやハンガーゼロの提供映像もあります。インターネット配信のNHKプラスに登録し利用(受信契約者は無料)されている方は、同サイトから1週間程度視聴することができます。また5月6日(金)に、NHK栃木放送局のローカルニュースでも紹介される予定です。パン・アキモトは栃木県那須塩原市に本社があります。
GEMの倉庫に調達した食料品を提供
ウクライナ側からの要請に応えて、浅野スタッフ(帰国前)が日持ちのする肉の缶詰、パスタ、お粥(ポリッジ)などをポーランドで調達、GEMの倉庫に搬入されました。このために皆様のからの募金を用いさせていただきました。
【ウクライナ緊急支援】にご協力ください
募金は、①郵便振替 ②ホームページからのクレジットカード決済利用の2種類
①郵便振替 00170-9-68590 一般財団法人日本国際飢餓対策機構 「ウクライナ緊急支援」と明記
②ホームページ 募金画面からクレジットカード、コンビニ決済がご利用できます。
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