【FHルワンダ】コロナで苦しむ農村部の人々を支援 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

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【FHルワンダ】コロナで苦しむ農村部の人々を支援

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【ムウェンド地区】
 ムウェンド地区はルワンダの南部の州ルハンゴ郡にあります。この地区には27,106 人が暮らしており、農村部の多くの人々が経済的に最も貧しいと位置づけられる人々です。ルワンダも2019年末からのコロナの流行から逃れることができず、2020年3月に最初の患者が発生しました。
これによって全国に外出禁止命令が出され、すべての人々は感染拡大防止のために2 ヵ月の間自宅に留まることを求められました。この外出禁止令の規制と収入創出活動の中止は人々の生活に悪影響を与え、特に最も貧しい家庭の上にこの影響が続いています。

 栄養不良の危険性のある家族に追加の食料支援
 このような状況のもと、FH ルワンダは以下の支援を行いました。
 外出禁止令の措置によって影響を受けた人々に対して、食料と衛生用品の支援として、いんげん豆1,500kg、トウモロコシの粉2,500㎏、石鹸1,000 個をルハンゴ郡の行政当局に届けました。
 コロナはすべての人々に影響を与えましたが、最も苦しんでいるのは子どもたちと女性、特に妊娠中の女性たちです。
FH はこれらの人々への支援として、子どもと妊婦たちの栄養不良の進行を防ぐために、その危険性のある231家族に食料支援を行いました。さらにすでに栄養不足に陥っている子どもと妊婦には、おかゆの材料である栄養価の高いソソマ粉480㎏が提供されました。
 一方で、貧困家庭にもトウモロコシの粉1,565㎏と豆625㎏を配布しました。
 FH は地域のボランティアと協力をし、地域の人々の命をコロナから守るために、防護用品としてマスク4,800 枚と手洗い用石鹸1,134 個を支給しました。
 又農家への支援として、小農家285家族にはじょうろと鍬くわなどの農具が手渡されました。その他の農家1,469 家族には、作物の生産量を増やすためにいんげん豆と大豆の種4,407㎏が配給されました。
 ムタラ及びニャビブグ地域においては、水のパイプラインが延長されたことにより、720 家族が水を利用できるようになり、健康改善につながりました。

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ハンガーゼロの緊急募金で行われる主な支援内容
◦コロナ予防に関する情報伝達の強化。
◦登録された100名の子どもたちにコロナ予防のための石鹸、たらい、マスクなどを支給。
◦減少した家計収入を改善させるために脆弱な家庭75軒に豚50頭ヤギ25頭を支給。
◦作物の生産量を増やし、食料を確保できるように200家族に農作物の種(インゲン豆と大豆)を配布。
◦農作物の生産を増やせるように58の貧困家庭に農具(じょうろ)と鍬(くわ)を支給。

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