【FHインドネシア】2019世界食料デー募金 活動報告 | 活動報告|ハンガーゼロ

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【FHインドネシア】2019世界食料デー募金 活動報告

皆様からの募金によって行われた支援について、FHインドネシアからの感謝の報告をお知らせします。

栄養食品バスケットで妊婦や子どもたちの健康促進
【Indonesia】
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FHインドネシアは、支援コミュニティにおいて栄養改善プロジェクトを妊婦や幼児への栄養改善を支援しました。

 2019 年7 月から10 月にかけて3 つのコミュニティ(ムアラ村、ムンテイ村、マイレペット村)から46 人の母親に参加してもらって「栄養食品バスケット」のための集会を持ちました。妊娠中や授乳中の女性に緑黄野菜、卵、ミルクを取る重要性について認識してもらうための活動です。参加者はこの中で、栄養食品バスケットプロジェクトについての学びをしました。また栄養食品バスケットがどのように配布されるのか、どうすれば手に入れることができるのかについての話も聞きました。

妊娠中や授乳中の女性のグループ形成
 FHインドネシアは出産ケアセンターと協力して、3 つのコミュニティの妊娠中や授乳中の女性計28 名で3 つの受益者グループを作ってもらい、学習会を持ちました。学習会は受益者同士がお互いに学び合い分かち合う時間です。集会は毎週それぞれの村でFH 農業プロジェクトの係員が行います。

 女性たちは食品の栄養について学び、ヤギのミルクの良さを知りました。またその集まりに毎週参加して栄養食品バスケットを購入するように勧められます。バスケットの中には鶏卵2 個、ヤギのミルク220ml、からし、ほうれん草、ささげインゲン、空心菜(くうしんさい)、など330g の野菜が入っています。女性たちは15000 ルピア(約110 円)を払って購入するか、あるいは農産物、キャッサバ、とうもろこし、ヤギの餌用の草などと交換して手に入れます。

 妊娠中や2 歳以下の子どもに授乳中の女性のほか、4歳以下の子どもを持つ女性もこの集まりに参加してこのバスケットを買っていました。

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定期的に集まって分かち合い
 このバスケットの中身は、FHインドネシアの持続可能農業センターに参加している3 つのグループの19 農家が自宅で消費した余りをFHが買い入れたものです。これらの農家は持続可能な農業の技術を学んで実践し、生産しています。その技術を向上させ生産を増やすために、グループの人たちは定期的に農業センターに集まって分かち合いと学びを続けています。

ある母親の話
 2歳のランディ君はいつもあまり食欲がありませんでした。彼の母親はヤギのミルクを買って試しに彼に飲ませてみました。村の人々にとってヤギのミルクを飲むのは珍しいことなので、彼女はランディ君がとても喜んで飲むことに驚きました。「子どもがミルクびん一本全部を飲んでくれてとても嬉しいです。良さが分かったので息子のために毎週ヤギのミルクを買っています」と彼女は話していました。

FH= 国際飢餓対策機構

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