ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2020年03月03日
ハンガーゼロでは、未来を担っていく世代に世界の現状を知ってもらい、無関心ではなく「わたしにできること」を見つけて欲しいと願って、幼保育園から大学までスタッフがでかけて出前授業を行っています。授業は幼保育園から大学まで年間で70校前後で実施しています。
【 生徒から寄せられた感想文 】
食べ物をむだにしてはいけない
東大阪市:小学校6年生
「飢餓」は私たちにはあまり関係のないことだと思っていたけど、チョコレートの話や日本の人が食べ物をどれだけ無駄にしているかなどを聞き、私たちにも関係のある事なんだと思いました。世界にはこんなにも食べ物がなくて困っている人がたくさんいるのに、食べ物をむだにするのはいけないと思いました。私たちはどれだけ恵まれているのかもわかりました。1人でも多く助けるために私もできる事をやろうと思いました。
命を捨てているのと同じなんだ
木津川市:中学生
「食品ロス」とかがあるのは知っていたけど、今日やったような詳しいことは知りませんでした。また、食べ物がない国には食べ物を送ったり、お金をおくったりしたらいいやん!と思っていました。だけど今日それだけではこの問題の根本的な解決にはならないということを学びました。確かにそれだけではいつまでたっても自分たちで自立することができないなあと思いました。また毎日自分たちが残している給食やお腹いっぱいで残したごはんなどは、本当に命を捨てていることと同じだなあと実感しました。
1分間に17 人もの命が失われることをちゃんと頭の中に入れて過ごしたいと思いました。今の自分の幸せさを感じて少しのお金でも募金することやごはんを残さないなど自分にできる事からしっかりやっていきたいなと思いました。
身の回りの生活に目を向ける機会に
先生から
今回の学習は、生徒一人一人にとって、人権尊重の精神を基盤にして、諸外国の情勢について知識を深め、国際社会と身の回りの生活に目を向ける態度を育成する貴重な経験となりました。
自分にできる事を考え、実行したい
摂津市:中学生
私たちの暮らしとアフリカ地域の環境の差、食べ物、水の大切さありがたさを学ぶことができた。一日の生活を振り返り、自分にできる事を考え、考えるだけでなく実行できるようにしたいと思う。
戦争の中で生まれ、戦争の中で成長し、戦争の中で死んでいく。平和という言葉を知らずに...という言葉が残りました。チョコレートも安いのは嬉しいけど、裏ではそういう状況だったことが知れて良かった。
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12月2日~1月末の期間、クリスマス募金となります。
今回支援する(クリスマス募金)毎月1000円から任意の金額で始めて頂けます。
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