ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。
2019年12月26日
「知る」そして一歩踏み出す
藤川義人(日本基督教団 奈良高畑教会牧師)
10 月19 日㈯奈良高畑教会にて第21 回世界食料デー奈良北大会が開催されました。高畑教会として初めての受け入れでした。半年前に奈良北大会実行委員会より、世界食料デーの会場として高畑教会に打診があり、これを機に教会としてハンガーゼロの活動に触れる好機として、教会を挙げて参加させていただくこととなりました。
「世界食料デー」の開催にあたり、大人だけでなく子どもにも参加してもらえることを願い、教会の子どもたちと一緒に準備をしました。当日の受付には、教会の中学生たちも担当して来場者を迎えました。またチラシ配布も教会周辺を中心に教会員の総力を挙げて行われました。
集会は、音楽ゲストの声楽家テノールの水野亜歴氏とハープ奏者の堀田千晶氏によるコンサート、現地報告としてジェローム・カセバ氏(コンゴ民主共和国ハンガーゼロ駐在員)と黒坂栄司氏の講演がありました。臨場感の溢れる映像とお話を通して、参加者一人一人にとって、印象深く飢餓の現状を知る機会となりました。当日のアンケートには、「話を聞いて良かったです。" 知る"" 関心を持つ"" 小さな行動でも力になる" ことを知ることができました。」「今でも食料不足で亡くなっている人がいるんだと思いました。」などの感想があり、何よりも" 知る" ことによって一歩を踏み出す時となりました。
子どもたちのハンガーゼロ!
小川富佐子(奈良高畑教会)
奈良高畑教会CS(教会学校) では、幼児から中学生まで10 名の子どもたちが中心となりシャローム(教会所有の土地)の畑で色々な作物を育てています。子どもたちは、日々成長する作物に神様の豊かな恵みのみわざを見ています。
世界食料デー奈良北大会が高畑教会で行われると聞いて、シャロームの野菜(写真上)を教会で販売して募金しようと頑張りました。またポスターの下に小さくあった「ハブラシ リサイクルで寄付!」を見つけ、多くの人に集めてもらおうと古ハブラシを入れる専用の封筒を手作りして配りました。
以下は、子どもたちの献金贈呈の言葉です。
「シャロームの庭で神様の恵みの野菜がたくさん実りました。この恵みを分かち合います。世界中の飢餓で苦しんでいるお友だちの " 目に見える飢餓" " 目に見えない飢餓" が、どちらも少しでも減りますように、私たちも祈っています。集まったお金をハンガーゼロ活動のために献金します」
12月2日~1月末の期間、クリスマス募金となります。
今回支援する(クリスマス募金)毎月1000円から任意の金額で始めて頂けます。
継続的に支援する