【体験記】異文化交流実習 東京基督教大学 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

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【体験記】異文化交流実習 東京基督教大学

異文化交流で気づかされたフィリピンそして私
2018 / 7.9 - 8.3 東京基督教大学生 5名のフィリピン異文化交流実習体験記を記載します。


●貧困の中で豊かさを知る 福島望
 私が共に過ごしたフィリピンの人々は、物的な不足こそあれ、その心は物にあふれている人々よりも朗らかで豊かなもののように思えました。それはFHフィリピンの活動がとても大きく働いていたからだと私は考えています。FHでは物質的な支援だけではなく、貧困の中にある豊かさを見出してもらう活動も行っています。物だけでなく、心を満たす活動です。貧困の中にあっても豊かさを見出している人々がいることを知ることができました。私たちが本当に追及すべき豊かさとは何なのか。物があふれる日本に住む私だからこそ考える必要があるのだと思わされました。
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●フィリピンを大好きになる 吉澤愛祈 よしざわ あき
 私がフィリピンで得たものは友 人です。FH フィリピンのスタッフ、 現地の大学生、コミュニティの 人々、ホステルの女将さん、たく さんの出会いがありました。友人 ができると、私は完全アウェーの 日本人ではなく、友人を訪ねている視点でフィリピンを見ることができました。そこにあったフィリピンはインターネットやガイドブックに載っていない、私だけのフィリピンです。私が見たのはフィリピンのほんの一部にすぎませんが、フィリピンを大好きになることができる異文化実習でした。
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●外国人ではなく隣人として 大田イサク
 今回の実習は FHフィリピンが行っている子ども会や事務作業のお手伝い、家庭訪問やホームステイなど盛りだくさんで、フィリピンの人々の温かさを感じた 1ヶ月となりました。貧しい生活の中にありながら、見ず知らずの私たち日本人を迎え入れ、手厚くもてなしてくださる人々の姿に胸を打たれました。実習に参加するまで、私はフィリピンに対して「貧しい国」というイメージを持っていましたが、共に生活し時間を共有する中で、彼らの内面の魅力や貧しい中で生きていく力強さも知ることができました。外国人として関わるのではなく、隣人として彼らを愛するということの大切さに気付かされた 1ヶ月間でした。
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●交流を通じて理解できた 満仲歩歌 まんじゅう ほのか
 FHフィリピンが展開するCFCT( Child Focused Community Transformation ) は、 子どもに焦点を当てた活動で、FHが協力しコミュニティ全体で子どもたちを育てていこうとする働きです。 私たちは各コミュニティに出向き、人と出会い、村を見て、フィリピンの現状を目の当たりにすることができました。人々と話し、遊び、交流を持つことで彼らも神様によって愛され、生かされていることに改めて気付かされました。FHフィリピンのスタッフの方と共に活動できた喜びと神様によって守られた実習となったこと、全てに感謝します。これからも続く彼らとの関係やフィリピンを祈りに覚え、私も用いられていきたいです。
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●3つの異文化が私を変えた 森田剛健
 今回の実習では、フィリピンの「人」に異文化を感じた。私自身を変えたと思われる三つの事柄を私の異文化としてあげようと思う。一つ目は、笑顔である。皆活き活きと目が輝いて、笑顔が素晴らしかった。二つ目は、コインをくださいという子どもに出会い、フィリピンの貧困の現状を目の当たりにするが、彼らの強さがそこにあると考察し、活気は貧困からくるのでは?と思わされた。三つ目は、過去のしがらみにとらわれない心の寛容さである。彼らの歴史的背景に何の未練もないその姿勢に、私は感銘を受け た。フィリピン人に学ぶべきことはたくさんある。私たちはお互いに尊敬をしあうことができる、横の関係を目指すべきであるはずだ。
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