フィリピン 住民主体でのコミュニティ開発 | 活動報告|ハンガーゼロ

活動報告

ハンガーゼロの様々な活動の報告をいたします。

フィリピン 住民主体でのコミュニティ開発

フィリピン活動報告1.jpgハンガーゼロは、現地パートナー、ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン(HOLPFI)を通して、ミンドロ島の原住民マンヤン/タウヴィット族のコミュニティであるマイ地区で、地域住民によるコミュニティ開発(VOC)の取り組みを支援しています。
 2016年に実施されたリーダーシップトレーニングの中で、村の人たちは10年後どんな風になっていたいかをコミュニティのビジョン(VOC)として描きました。その中で最優先課題の一つとして挙げられたのが子どもの教育でした。「子どもたちのために村に学校を!」というビジョンを掲げて取り組み始めた地域リーダーをHOLPFIスタッフが根気強く励ました結果、地域リーダーは何度も教育省や村役場に足を運んで、教師を派遣して貰う約束をとりつけました。そしてその条件であった2つの教室作りを住民だけで完成させ、マイ地区で学校が始まりました。
 2018年3月には、地域リーダーの要請に基づき、6名の代表がHOLPFIの事務所で4日間のファイナンスマネージメントのトレーニング(写真㊦)に参加しました。困難に遭っても諦めず、自分たちで解決していくという体験を通して地域リーダーは、自分たちのビジョンに向かって主体的にコミュニティ開発(VOC)を進めていく力を身に付けています。ハンガーゼロは、現地パートナーHOLPFIを通して地域の人々に寄り添い、この取り組みを支援していきます。
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